2025年09月14日(日)練習会風景 vol.181

「練習10回本番1回」

3連休の中日の練習会。この日、あらかじめ言われていた課題曲は5曲。隣から、前回、新たに配布された新譜を、すでに暗譜された先輩のウクレレの素敵な音色が聴こえてきて、焦る私。そして、練習会冒頭のキヨシ先生からの耳の痛い言葉・・・。

まずい!明日、オーケストラの練習会だ!全部1回くらい弾いておかないと!と、前日になると焦り、練習の1夜漬けを繰り返していた私にとって、9月の練習会は、忘れられない練習会となりました。

耳の痛い言葉とは、練習会が始まってすぐ、和やかな雰囲気の中でキヨシ先生がおっしゃっていた、「練習10回本番1回」という言葉の事です。

どういうことかというと、

自宅(練習)では危なそうなところを重点的に10回練習し、

練習会(本番)で合わせて1回弾く。

練習会で合わせて弾いた時には、自分が間違えたところを確認する。

そして、間違えたところを改善するために、更に、家で10回練習する。

そして、練習会で合わせて1回、確認する、

ということの繰り返しである。

ただ練習会で音を合わせて弾いただけでは意味がないし、良くなっていかない。どこを間違えたのか?どこが変だったのか?改善する事で良い音楽になっていく。グルーブが生まれ、より一層、良い演奏をしていくためにも、音楽をやっているのだから「練習10回合わせて1回」を目指したい。

というお話でした。

さらに、ウクレレを弾く時には「大きな音」で弾く事が大切、そうする事で力がついていくとの事でした。

続けて、実際に団員が自宅で練習している時を想定するかのように、ウクレレを弾く前のストレッチ(準備運動)のレクチャーが始まりました。

(1)腕を伸ばし、手の平を外に向けて、もう片方の手ですべての指を伸ばします。ゆっくりと10回。

(2)次に手の甲を外に向けて伸ばします。ゆっくりと10回。

 右手と左手を両方行ったら、

(3)両手の指を組み合わせて手首をぐるぐると回します。

(4)小指から1本ずつ指を曲げていき握る/開く(ロールストロークの練習)。

(5)手をパーにして開く。第1関節と第2関節を曲げる。グーにして握る。(3つの動作を両手で行い、握ったら開く動作も行う。)

(6)指と指の間を、1か所ずつもう片方の手で広げてあげる運動。

準備運動をしっかりと行う事で、指の柔軟な動きを引き出し、練習のし過ぎによる怪我を防ぎます。

次は、ドレミファソラシドの音階の弾き方の確認です。しっかり音がつながっているか、自分の耳で聴きながら、各指の、弾く、離すタイミングの確認を行いました。キヨシ先生のよると、楽器はもっと鳴るはず、鳴らしてあげないとかわいそうだ、との事。私は、アンサンブルなので、周りの音を聴きながら、調和した音(中位の合わせた音)で弾かないといけないと思っていたので、少し驚きました。

最後に、曲の練習です。この日練習したのは全部で3曲。どの曲にも共通していた気を付けるべきポイントは、メトロノームに合わせて、2拍目4拍目に拍が来るようにアフタービートを感じて弾く、という事でした。伴奏が速くなってしまう所ではメトロノームの音を点でとらえて、ぴったり合わせて弾く大切さを教えて頂きました。

この日の練習会は予定より30分早く終了。ホール係が自主コンサートの会場下見に行くためです。いつも自主コンサートで使用している、日本橋公会堂が改装工事中のため、現在、UOJでは自主コンサートを開催できる会場を探しています。

「練習10回本番1回」の言葉は、忙しい日々の中で、ふと気がつくと練習会が目前に迫り、もう少し早く準備しておけばよかった・・・と思いながら「とりあえず1曲1回」ずつ弾いていた私の心に深く残りました。課題曲5曲、苦手なところ、うまく弾けていないところを中心にコツコツと練習し、次の練習会、さらに次の練習会と、より一層素晴らしい演奏をお客様にお届けできる事を目指して、練習を積み重ねていきたいと思います。

1st ドロップ